会津花火とは?見どころやおすすめ観覧スポットを解説
花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。
日本各地では一年間を通じてどこかしらで花火が打ち上がりますが、その一つに会津花火があります。
さて、そんな会津花火はいつ開催され、どのような花火が打ち上がるのか気になる方も少なからずいらっしゃるかと思います。
本記事では会津花火を主に初めて見る方向けに、見どころやおすすめ観覧スポットなどについてざっくりと紹介してまいります。
会津花火とは?
会津花火は福島県会津若松市(打ち上げ場所は会津美里町)で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。
開催時期 | |
---|---|
場所 | 大川緑地公園 |
打ち上げ数 | 約12,000発 |
最大号数 | 10号玉 |
担当煙火店 | 赤城煙火店、菅野煙火店、齊木煙火本店、紅屋青木煙火店、伊那火工堀内煙火店および競技会参加各社 |
無料観覧席 | なし |
有料観覧席 | あり |
三脚利用 | 可能 |
Webサイト | 会津花火公式Webサイト |
2012年6月2日に福島県伊達市で開催された東日本大震災復興祈願花火 全国煙火競演会をルーツする花火で、東日本大震災からの復興を祈願するべく開催されました。
2016年にこの花火が再び行われることになりましたが、その際に会場が伊達市から会津若松市(藤室地区)に変更となり、名称も會津全国煙火競演会に改められることに。
第3回大会(2018年)に現在の会津花火に名称変更。
第4回大会(2019年)以降、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)などの影響により、開催がありませんでした。
第5回大会(2023年)より打ち上げ場所が会津美里町のせせらぎ公園オートキャンプ場、観覧会場が会津若松市の大川緑地公園に変更、最大号数が8号玉から10号玉にスケールアップがなされるなどリニューアルが図られる予定です。
会津花火の魅力
会津花火の魅力は珠玉の花火競技と多彩な大型スターマインを楽しめる点にあります。
本大会のプログラムは大きく花火競技大会(割物・自由玉、千輪玉)とスターマインの二種類で構成されます。
花火競技大会は割物・自由玉と千輪玉の2部門で競われます。
特に千輪玉の競技大会は全国唯一で、他の花火大会ではあまりお目にかかれないような凝った作品も多く見られます。
スターマインは福島県内の煙火店さんの他、各地の競技大会で優秀な成績を収めた実績のある他県の実力派煙火店さんによる大型プログラムが用意されています。
第5回大会(2023年)からは伊那火工堀内煙火店さんも加わり、さらなるパワーアップが期待されます。
ハイレベルな競技会と大型スターマインに酔いしれることでしょう。
会津花火のおすすめ観覧スポット
会津花火はメイン会場内がすべて有料観覧席がゆえ、基本的にはそちらでご覧いただくのがおすすめです。
第5回大会より打ち上げ場所および観覧会場が変更となるため、どの観覧席が最も綺麗に見えるのかは現段階では分かりません。
Googleマップ上を見る限りではせせらぎ公園オートキャンプ場にスターマインの打ち上げ場所が設けられる可能性が高く、そうなった場合は協賛エリアより南側の観覧席(S席のS3〜S11、カメラマン席)が最も綺麗に見えると思われます。
かつて存在した迷な観覧席
会津若松市の藤室地区で開催されていた頃、一部の観覧席は全国的にも珍しいSDGsに超絶配慮された椅子が提供されていました。
このインパクトLv.999の椅子は会津花火における一種の名物として、一部の方々の間で親しまれていたとかそうでないとかw
ちなみにこの椅子は大会終了後にテイクアウトも可能で、実際にご自宅(主に風呂場)や別の花火大会などで再活用される方もいらっしゃるそうです。
まとめ
本記事では会津花火の見どころ、おすすめ観覧スポットなどについて解説してまいりました。
芸術性の高いスターマインが堪能できるのに加え、日本唯一の千輪花火競技大会を楽しめるのが魅力となっています。
おすすめの観覧スポットは有料観覧席ですが、第5回大会よりメイン会場と打ち上げ場所が変更されるため、現時点でどの席から花火(特にスターマイン)が綺麗に見えるのかについては不明です。(Googleマップを見る限りではせせらぎ公園オートキャンプ場内に設けられそう?)
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m