東京都の花火大会

北区花火会とは?見どころや観覧席をざっくり解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに北区花火会があります。

そんな北区花火会を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では北区花火会を主に初めて観覧される方向けに、大会の概要や観覧席などについてまとめました。

北区花火会とは

北区花火会は東京都北区で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期2024年9月28日
場所荒川河川敷 岩淵水門周辺
打ち上げ数約10,000発(※2023年時点)
最大号数5号玉
担当煙火店マルゴー
有料観覧席あり
無料観覧席あり
公式駐車場なし
三脚利用一部可(※カメラマン席のみ)
Webサイト北区花火会公式サイト

地元の民間団体が中心となって開催する秋の花火協働事業で、いうなれば北区に関わる方々によって成り立っている手作りの花火大会です。(名称が「花火大会」ではなく「花火会」となっているのもそのためだそうです)

大きさは最大で5号玉、打ち上げ数は10,000発(2023年時点)となっています。

北区花火会の見どころ

第11回大会(2024年)より、担当煙火店がイケブンからマルゴーへ変更となります。プログラム構成や花火の雰囲気が大きく変わると見込まれます。

北区花火会の見どころはざっくり以下の2つとなります。

  • 北区ならではの演出
  • 夜景とのコラボレーション

北区らしい演出の花火を楽しめるのに加え、独特のロケーションとセットで観覧できるのが魅力です。

北区ならではの演出が楽しめる

一つ目の見どころとして北区ならではの演出が挙げられます。

北区花火会では北区にまつわるストーリーに載せた花火や、北区出身のバンドことエレファントカシマシの楽曲に合わせたミュージックスターマインが披露されます。

北区らしさあふれる演出を美しい花火と共に楽しめるのが北区花火会の魅力です。

この他、日本煙火芸術協会に所属する煙火店さんが製作した花火作品(5号玉)も披露されます。

夜景とのコラボレーションが堪能できる

二つ目の見どころとして、花火と夜景のコラボレーションが楽しめる点が挙げられます。

河川敷を舞台に開催される花火大会は全国各地にありますが、おおよそ似たような景色になりがちです。

北区花火大会はライトアップされた旧岩淵水門(赤水門)の背後で花火が打ち上がり、それに対応した観覧エリアが設けられます。

他では味わえない「映え」な景色を堪能できるのは魅力的です。

旧岩淵水門がライトアップされるのは非常に珍しく、北区花火会以外ではソメイヨシノの開花シーズンに見られる程度になります。

北区花火会の観覧席

第11回大会より新たな有料観覧席として「川口エリア」が追加されます。

第11回有料観覧席エリアマップ(引用:北区花火会公式サイト)

北区花火会には有料観覧席と無料観覧席が設けられますが、基本的には花火の迫力を最大限に楽しめる有料観覧席でご覧いただくのがおすすめです。

第10回大会において無料観覧席は荒川大橋の西側に設けられました。(第11回大会でも同様になると想定されます)

有料観覧席は「青水門エリア」「赤水門エリア」「赤水門ファンゾーン」「川口エリア」の4種類が設けらます。

以下、各エリア毎の特徴をざっくり解説していきます。

青水門エリア(有料観覧席/指定席)

岩淵水門(青水門)と旧岩淵水門(赤水門)の間に設けられる有料観覧席で、エリア内はすべて指定席となっています。

主要な花火プログラムならびに各種演出はおおむね青水門エリアに最適化されているため、迫力ある花火演出を終始満遍なく楽しめるのが魅力となっています。

北区花火会を存分に楽しみたい方におすすめです。

なお、エリア内には「青水門カメラマン席」が設けられ、三脚を利用した写真・動画撮影も可能です。

赤水門エリア(有料観覧席/指定席)

旧岩淵水門西側の高水敷に設けられる有料観覧席で、全席が指定席となっています。

赤水門エリア最大の魅力は、なんといってもライトアップされた旧岩淵水門と花火を同時に楽しめる点にあります。

低い花火が見えづらい&スターマインのワイド感が味わえないデメリットがありますが、赤水門に最適化された演出もあり意外と楽しめるようになっています。

映える景色と花火を同時に楽しみたい方におすすめです。

三脚を利用した写真・動画撮影をされる方は「赤水門カメラマン席」の購入が必要です。

赤水門ファンゾーン(有料観覧席/自由席)

赤水門ファンゾーンからの様子(※現在こちらからの三脚を利用した撮影は不可)

赤水門エリアと同じく旧岩淵水門西側に設けられる有料観覧席。

荒川大橋までの堤防法面に設けられ、本大会の有料観覧席としては最安価かつ唯一の自由席となっています。

旧岩淵水門寄りについてはおおむね赤水門エリアと同じような見え方となる一方、荒川大橋側へ向かうにつれて迫力に欠けてしまうのがデメリットとして挙げられます。

赤水門のライトアップと花火をお手頃価格で楽しみたい方におすすめです。

赤水門ファンゾーンのチケットには整理番号が記載されており、番号によって利用できる区画が定められている可能性があります。(詳細をご存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただけると幸いです)

三脚を利用した写真・動画の撮影はできません。

川口エリア(有料観覧席/指定席)

川口エリアのパーソナル席(に相当する場所)からの様子

第11回大会(2024年)に新設された川口市側の観覧席で、エリア内はすべて指定席となっています。

北区花火会の花火演出はおおむね青水門エリアに最適化されていますが、花火そのものが最も綺麗に見えるのは川口エリア(※パーソナル席のみ)だったりします。

有料化されたのにも関わらず音響設備はないため、演出をフルに楽しめないのがマイナスポイント…。

ワイドスターマインを綺麗な形で楽しみたい方におすすめです。

ちなみに川口エリアには「川口パーソナル席」「川口グループシート」の二種類が設けられますが、ワイドスターマインが綺麗に見えるのは前者のみとなる点には注意が必要です。

三脚を利用した写真・動画撮影をされる方は「川口カメラマン席」の購入が必要です。

まとめ

本記事では北区花火会の見どころや観覧席などについて紹介してまいりました。

エレファントカシマシの楽曲にシンクロさせた花火など、北区らしい演出を楽しめるのが魅力となっています。

有料観覧席内でご覧いただくのがおすすめで、花火演出を最大限に楽しみたい方は青水門エリア、いわゆる「映え」な光景とともに花火を楽しみたい方は赤水門エリアを選ぶと良いでしょう。

第11回大会からは新たに川口市側の堤防にも有料観覧席(川口エリア)が設けられ、ワイドスターマインを綺麗な形で楽しみたい方にとっての新しい選択肢が生まれました。(音響設備がない点には注意)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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